My Teacher’s Teacher ~

~ Gunika’s Teacher ~

水源徳性（すいげんとくしょう） 禅師
Bodhi Pannya Gunika Bhikkhu （菩提般若究仁伽 比丘）

青森県出身。大阪産業大学自動車工学科を経て、カナダへ移住し、トロント大学自然科学科、ウォータールー大学数学科に在籍。

30歳で韓国曹渓宗の印幻禅師（蔡 印幻または蔡 澤洙）に師事し、在家者として北方仏教の禅を修行して空観。57歳で退職して世界を旅した後、出家者として南方仏教のミャンマーパオ森林僧院モーラミャイン本部でも瞑想を修行して空観、全課程をわずか11カ月で修了する。北方禅（達磨大師の禅）と南方禅（釈尊の瞑想）の両方を極め、見事に一致させる。

その後、義湘大師の「法性偈」を修め、究竟涅槃を得る。39時間の三昧発得によって、阿弥陀仏の浄土（真実報土と方便化土）を感見。『維摩経』の不可思議解脱の法門に住し、無数の大宇宙が五次元から成り立っていることを確認。66歳で真言宗智山派の不動明王護摩供を修行し、京都神護寺での弘法大師開壇1200年記念「平成高雄灌頂」に入壇して密教も体得。

2012年にスリランカの大長老・大統領に会い、仏舎利（釈尊の遺骨）9粒を譲り受ける。2012年から2013年にかけては、日本、韓国、ミャンマー、インドネシア、スリランカの5カ国で、それぞれ不動護摩供を修法。インドネシアのボロブドゥールでは、第九禅定（滅尽定）で大涅槃界を発生させ、密教の究極奥義である即身成仏の法を体験。

現在、カナダのトロントにあるエカヤーナ・ビハーラ（一乗寺）で瞑想を指導し、弘法のため世界中を回っている。

「南方仏教（小乗仏教、上座仏教）も北方仏教（大乗仏教、密教）も、仏の教え一つである」ということを提唱し、宗派を問わずに布教伝道を行う。在家者としての修行経験を生かし、在家者の人々の悩みにも答えている。